悔しい、悔しい、悔しい結果


総選挙が終わりました。
当選者の顔ぶれを見るたび、悔しい思いで一杯になり、
書く気力がしばらく沸きませんでした。


特に保坂展人さんの落選はこたえました。本当に残念です。国会での精力的な仕事、クリアカットな言論活動、私が社民党に関心を持つきっかけとなった方でした。


また、このブログでも拙いながら記事を書いた若い二人の候補者、
東京ブロックの池田一慶さん*1、北海道二区から果敢に小選挙区に挑んだ本田ゆみさん*2、いずれの方も当選することは選挙情勢上ほとんど厳しかったのかもしれませんが、それでも現在の日本の状況下において、広範な共感と期待を集めて然るべき問題を提起されており、魅力のある候補者と思っていただけに、票の少なさ(例えば自民党と比較した場合!)には愕然とせざるを得ませんでした。


民主党の圧勝と言われながら、現首相や政権投げ出しの元首相をはじめ、日本の惨憺たる状況に責任を負うべき自民党の重鎮たちをやすやすと当選させ、比例区においても23%〜30%超の票を与えるとは、この国の有権者は何を考えているのでしょうか?なぜ議員としての仕事の質/量や適正の差を判断して保坂さんのような方に票を投じないのか?


ともあれ、民主党が単独で321議席を獲得するという最悪の事態は回避されています。
社民党が果たしていける役割や期待は大きく、かつ重要なものです。
したたかさを持って、オムライス党たる志を失わず、来るべき参院選に備え、有権者が瞠目すべき政策面での成果、存在感を打ち出していってくれることを期待しています!

*1:「いっけいさんのこと」 http://d.hatena.ne.jp/rakudat/20090813/1249825109

*2:「平和を語るときに。本田ゆみさんのこと。」 http://d.hatena.ne.jp/rakudat/20090816/1250361699